中古キャンピングカーと言う選択肢とサブバッテリーシステムとソーラー充電

中古キャンピングカーは有りか無しか?!


私は平成13年初年度登録の22年落ちのキャンピングカーに乗っています。

ヤフオクで見つけ、個人売買で160万円で購入しました。

2年乗っていますが、購入して1カ月でレッカーのお世話になりました。
その後、故障が続き、今日まで修理代が約20万円ほどかかりました。
更にサブバッテリーやソーラーパネルの増設など、装備のアップグレードで20万円ほどかかりました。

私の個人的見解では、

『新車を買うお金はないけどキャンピングカーが欲しいなら中古もあり』

です。

そして、中古キャンピングカーを買うなら出来るだけ年式が新しく、走行距離が少なく、きちんと手入れされている車両をお勧めいたします。

私の購入した車両は20年落ちの上、走行距離は13万km、私の前のオーナーさんは殆ど乗っていなかったそうで、整備もしていなかったようです。
その結果、樹脂系の部品(ホース、ブーツ、ゴムなど)が劣化していて、ガソリン漏れ、ブレーキオイル漏れ、グリス漏れ、雨水の侵入による腐食などが発生しました。

と言うことで、故障することと、また古い装備をアップデートすることを想定の上であれば中古キャンピングカー購入は選択肢として有りだと思います。

私はコツコツと装備をアップデートしてほぼ最新のキャンピングカーの装備と同じにしました。
主な内容はサブバッテリーの増設とソーラーパネルの増設とチャージコントローラーの交換、大容量インバーターの設置、電子レンジの設置です。
電気関係は全くの素人でしたが、インターネットやYoutubeを参考にしたり、詳しい人からアドバイスをもらったりして楽しみながら作業しました。

燃費やパワーに関しては、今のキャンピングカーも大して変わらないので気にしなくて良いと思います。
私のキャンピングカーは燃費はリッター8kmくらいですし、1.8リッターガソリンエンジンなので坂道は全然上りません。
ただ、マニュアル車なのでオートマ車よりはまだ坂道は上ると思います。

中古キャンピングカーのデメリット

私の車の不具合を洗い出してみました。

車両関係デザインが古い
ボディのキズ
下回りのサビ
樹脂系パーツの劣化
デジタルルームミラーが無い
ナビが無い、または古い
オートロックが無い
外装関係キャビンのチョーキング
マーカーランプ等の電球切れ
サイドミラーのゆるみ
雨漏り(コーキングの劣化)
電装関係スピーカーが割れている
サブバッテリーが少ない
インバーターの容量が小さい(またはインバーターが無い)
クーラーが無い
ソーラー発電が無い
TVがワンセグだったりする
内装関係内装が古臭い、色褪せ
ブラインドの壊れ
壁紙が汚い、シミ
温度計など前のオーナーの取り付けた物が残っている
ダイネットがヘタっている
照明がLEDじゃない

サブバッテリー置き場が車外なら鉛バッテリー

サブバッテリーは最初M27MFが1個しかなかったのでM31MFを4個に増設(画像は3個ですがもう1個は反対側にあります)
サブバッテリーは最初M27MFが1個しかなかったのでM31MFを4個に増設
(画像は3個ですがもう1個は反対側にあります)

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーはデリケートなので風雨にさらされる場所の設置は不向きです。
あと、値段が高いので数年で鉛バッテリーを買い換えてもコスパ的にはあまり変わらないかも・・・。
しかし、鉛バッテリーは1個25kgくらいあってめっちゃ重たい!リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは圧倒的に軽いので車両重量や燃費を気にする人にはお勧めです。

ソーラーパネルは単結晶の物を選びましょう

単結晶の方が発電効率が良いです。
私の場合は100Wを2枚、並列で接続しています。

ここからは参考までにしてほしいのですが(間違ってたらゴメンナサイ!)

●直列の場合(電圧は2倍、電流は一定)
パネル1枚が最大20Vの5Aで発電した場合、パネル2枚で40Vの5Aで充電、電流が少ない分、安価で入手しやすいより細い電線を使うことができます。
配線マジで高いのよ!!( ノД`)シクシク…
また、電圧が高まるため、電線の抵抗による電力損失は相対的に抑えられます。
サブバッテリーシステムにおいてはあまり関係ないかも知れませんが、高電圧の製品を使う時に効率的です。

あ!法律的に30Vを越える工事は電気工事士の資格が必要になります!)
(配線を切断したり圧着作業がない場合は触れていないようです。)

そして、パネルをさらに増設してもケーブルの太さは大丈夫。しかし直列は片方のパネルが日陰になると発電効率が一気に落ちるため、バイパスダイオードが必要。(バイパスダイオード付きのパネルもある)

●並列の場合(電圧は一定、電流は2倍)
パネル1枚が最大20Vの5Aで発電した場合、パネル2枚で20Vの10Aで充電、並列につなぐと、電池に蓄えられる電気の量は倍になります。
ただし、パネルをさらに増設すると電流も増えるのでケーブルもそれに合わせて交換する必要があります。
電流が増加するので、並列は片方が日陰になっても発電効率が落ちにくく、安定した電力供給が可能です。

※性能低下、最悪の場合損傷を防ぐため、同じ電圧のパネルを使用してください。

と言うことで私は、並列で使っています。

電線の許容電流はこちらを参考

チャージコントローラーはPWMではなく高効率なMPPT方式を選びましょう

私は100Wのソーラーパネルを2枚で20Aのチャージコントローラーを使用しています。


バッテリー間のケーブルの長さは同じにしましょう

電子レンジを使うならインバーターは2000W以上

インバーターも純正弦波の製品を選びましょう!
安いインバーターは最大許容量などをかなり盛ってることがあるので要注意です!(特に大陸製のは)

GIANDELが私が使用しているインバーターです。

FRPボディのワックスはボートワックスが最高!

私はチョーキングが気になる部分やバンク正面はボートワックスで、その他はワックスインシャンプーを使用しています。
ボートワックスは液状なのでサラッと伸びて拭き取りもめっちゃ簡単です!マジで手放せません!!
キッチンのシンクもボートワックスで磨いています。

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