車中泊の電源と充電

ポータブル電源は大型と小型の2つあると便利!


ポータブル電源が便利
モバイルバッテリーや充電電池(乾電池)などありますが、ポータブル電源が最も手軽に利用できる車中泊の電源だと思います。
私はスマホの充電ならモバイルバッテリー、炊飯器や電気毛布ならポータブル電源・・・と言うように目的に応じて使い分けています。

ポータブル電源も大型と小型の2つあると使い勝手が良いです。
大型のポータブル電源は調理家電や冷蔵庫、ポータブルクーラーなどに使用し、小型のポータブル電源はパソコンやスマホの充電や車外に持ち出して使用する時に使用します。
大型のポータブル電源は20kgくらいの物もあるので車外に持ち出して使用するには現実的ではありませんので、車外へ冷蔵庫やIHクッキングヒーターを出すなんて時は1000Wくらいのポータブル電源があると便利です。

それと、ポータブル電源は、とにかく純正弦波の製品をお勧めします。
純正弦波でないとマイコン制御の電気毛布や扇風機(サーキュレーター)など、使用できない電化製品があるためです。

純正弦波でないポータブル電源やインバーターには『修正正弦波』とか『疑似正弦波』、『矩形波』などの表記があります。
やたら安いポータブル電源やインバーターは純正弦波でない物が多いです。

または純正弦波であっても容量やW数がかなり盛って記載されていたり、電圧や消費電力表示がかなりいい加減だったりしますので注意が必要です。

ちなみに、純正弦波でないポータブル電源で扇風機を使用したりすると『ガガガガガッ』とファンが引っかかるような動きをしたり、電気毛布の場合は電源が入らない、暖まらないなど、正常な動作をしないことがあります。
(純正弦波についての説明は割愛します。)

ちなみに私が使用しているポータブル電源は、2万円ほどの中華製の110,000mAhで最大350Wまで使用できます。
純正弦波ですが、容量やW数の表示がかなりいい加減です。

この手のポータブル電源は購入した翌年には通販サイトから消え失せてしまうので、不良品の交換対応が出来なくなったり処分に困ることもありますので、名前の通ったメーカーの製品を購入することをお勧めいたします。

話を戻しますが、このポータブル電源では、3合炊きの炊飯器(280W)でご飯が炊けます。

電気毛布は『弱』で一晩は余裕で使えます。


2合炊くと1目盛り減ります。


100Wのソーラーパネルで夏場なら、1目盛りくらいなら半日でフル充電できます。
付属のシガーソケットもありますが使ってみたら溶けました(さすが中華製)。
いずれにせよ車のシガーソケットのヒューズが切れる危険性もあるのでシガーソケットからの充電はしていません。

使用できる消費電力(W数)が重要
皆さんは車中泊でどんな家電製品を使用したいとお考えですが?
実はポータブル電源で使用できる家電はかなり限られます。
クーラー、ファンヒーター、ドライヤー、電子レンジなどの大消費電力(1000Wクラス)の家電が使用できたとしてもかなり限られた時間になります。

私の使用している350Wのポータブル電源では・・・

・パソコン
・スマホの充電
・電気毛布
・省電力の炊飯器
・扇風機(サーキュレーター)
・16インチほどのテレビ
・300Wのファンヒーター(意味がないのでほとんど使いませんが)
・車内のLED照明

こんな感じです。

500W以上あれば、IHクッキングヒーターで使用可能な物もあります。
が、IHクッキングヒーターを使用するなら700W以上は欲しいところかなと思います。

これからはサブバッテリー組むよりポータブル電源

サブバッテリーシステムについてはこちらのページをご参考ください。
しかしながら、サブバッテリーシステムはバッテリーの他に配線やインバーター、バッテリーチャージャーなどを構築する必要があるので知識と技術が必要になります。
また鉛バッテリーは非常に重たいです。
ポータブル電源なら、インバーターもチャージャーも内蔵されていますのでとても便利です。
恐らく、今後のキャンピングカーもポータブル電源が主流になっていくのではないかと思います。

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