リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

鉛バッテリーに替えて、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを導入しました。
レノジーの走行充電器(兼ソーラーチャージコントローラー)との相性も良いのでおススメです。
購入したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはこちら!
このブランドは正式な読み方は公表していないようで、『ハムシエンク』『ハムシエンケ』などと呼ばれているようです。
レノジーやリタイムより安くて性能も良かったです!
今まで鉛バッテリー(M31MF)を4個使っていましたが、容量も管理も使用感も全てが鉛より良いです!
ちなみに、2026.01.15現在で¥62,999

配線図はこちら
鉛バッテリーの時は車外置きでしたが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは温度変化に弱いため室内置きにしました。


ちなみに、走行充電器(50A)から、メインバッテリーの配線は22sq、サブバッテリーへの配線は14sqです。
サブバッテリーからインバーターの配線は22sqです。(22Sq推奨ですが、確実に走行充電器の配線カバーの蓋が閉まらなくなります)
素人でもできました!

上のはキャンピングカーに元から付いている充電器をリン酸鉄リチウムイオンバッテリー用に充電方式を変えるモジュール











1万円がムダ~!!


使用感はこんな感じ!

ちゃんとリン酸鉄リチウムイオンバッテリーになっています





100%も97%も誤差の範囲だそうです






今回のバッテリー交換について知ったこと
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーについて
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは浅い充放電を繰り返すほど寿命が伸びるという特性がある。
多くの300Ahクラスは3000〜6000サイクル(80%容量)とされています。
これを年数にすると・・・
- 毎日1サイクル → 約8〜16年
- 実際は
→ 0.3〜0.5サイクル/日 くらい
ということで、自然に10年前後になる。
年数ごとのイメージ
コツは、室内設置(温度安定)、20%~90%で運用(満充電しすぎない)、冬の低温充電を避ける。
これを守るだけで10年コース。
※さらにベストは60%前後を中心に、70%〜30%の間で行き来させるのが最も長持ち。
「最適解」はもう少し真ん中寄り。
| 年数 | 状態イメージ |
| 3年 | ほぼ新品 |
| 5年 | 90%前後 |
| 7年 | 80~85% |
| 10年 | 70~80%(まだ実用) |
| 12年~ | 交換を考え始める |
充電について
BMSを信じすぎてはいけない
BMSは最後の砦、たまの異常を止める装置という認識でいた方が良い。
多くのBMSはセル内部温度ではなく基板温度を見ており、安価な製品ほど0℃ギリギリ を許容してしまうことがある。
また、日の出直後のソーラーパネルが発電する微弱電流は「充電」と認識されないことがある。
Renogyの走行のソーラーの最低充電電流7A設定は低温対策にはならない
これは太陽光が弱いにもかかわらずソーラーパネルからの充電を優先させないためで、低温対策にはならない。
フル充電まで何時間?
前提条件(再整理)
バッテリー
- 12.8V × 320Ah LiFePO₄
- 公称容量:約4,096Wh
走行充電器
- Renogy DC-DC 50Aモデル
ソーラー
- 200W(夏・お盆・晴れが多い)
車オルタネーター
- 80A(余裕あり → 充電器はフルで 50A 出せる)
① 走行充電(DC-DC)
- 最大:約50A
- 電力換算:
50A × 12.8V ≒ 640W
② ソーラー(200W)
真夏のお盆ならピークで約:
- 150〜170W
- LiFePO₄ 12.8V換算:約 12〜13A
合計
走行 + ソーラー = 約62〜63A(理想値)
| 状況 | フル充電所要時間 |
| 理想晴天・50A DC-DC+200Wソーラー | 約5.7〜6時間 |
| 実運用(角度・日陰あり) | 6〜7時間 |
| 残量20→80%回復だけ | 2.5〜4時間 |
放電について
リン酸鉄リチウムイオン(LiFePO₄)でも深放電は避けた方が良い。
鉛バッテリーほど神経質になる必要はないが、 でも、やらない方が確実に長持ちする。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは深放電に強いのではなく、 安全的に壊れにくい という意味であって、劣化しない という意味ではない。
深放電するとセル間電圧のバラツキが増える。
・最低でも 10〜20%は残す
・ 理想は 20〜90%運用
旅行中など、たまに深放電するのは気にするほどのことではない。
SOC別・寿命への影響
※SOC = State Of Charge・・・充電状態(ただしこれは電圧や、充放電電流、過去の履歴からの推定値なので誤差が出る)
| SOC帯 | バッテリーの気分 |
| 90~100% | 少し緊張(長時間は嫌) |
| 70~80% | 快適 |
| 50~60% | 最高に楽 |
| 30~40% | 問題なし |
| 10~20% | たまにならOK |
| 0~10% | 極力避けたい |
自然放電はほとんどない
鉛とは別物レベルで減りにくい。
鉛バッテリー
放置=劣化が進む
自然放電:月5〜15%
気温が高いほど減る
内部抵抗が高い
LiFePO₄(リン酸鉄)
自然放電:月1〜3%程度
実際は数週間ほぼ変わらないことも多い
気温の影響が小さい
少し減るのは、モニターなど。
使用する電化製品について
600Wのポータブルクーラーは何時間動かせるのか?
バッテリー
- リン酸鉄リチウム(LiFePO₄)
- 公称電圧:12.8V
- 容量:320Ah
12.8V × 320Ah = 約4,096Wh(約4.1kWh)
※ 実際に「使っていい量」は
- 80%運用 → 約 3,280Wh
- 90%運用 → 約 3,680Wh
ポータブルクーラー
- 消費電力:600W
- インバーター損失:約10%(現実的)
👉 実質消費
約650〜670W
何時間動くか(現実計算)
強運転(600W前後連続)
80%運用:
3,280Wh ÷ 670W ≒ 4.9時間
90%運用:
3,680Wh ÷ 670W ≒ 5.5時間
約5時間前後
弱運転(実消費350〜400W想定)
350W想定
3,680Wh ÷ 390W ≒ 9.4時間
実消費:約390W
3,280Wh ÷ 390W ≒ 8.4時間
400W想定
- 実消費:約440W
- 7.5〜8.3時間

